私は、気分が落ち込んだり、なんとなく元気がでないとき、心の中で「だいじょうぶ だいじょうぶ」と唱えます。これは、いとうひろしさん作・絵の絵本「だいじょうぶ だいじょうぶ」と出逢ったとき、何度も繰り返される「だいじょうぶ だいじょうぶ」ということばにとても癒されたからです。
この絵本は、男の子がおじいちゃんと散歩しながらいろいろなものを見聞きし教えてもらうのですが、いろいろなことを知ると、これから先大きくなることに不安を感じます。そんなときおじいちゃんがおまじないのように「だいじょうぶ だいじょうぶ」と声をかけ、不安に思っていたことや怖いと思っていたことが、ずっとそのままではないことを学んでいきます。そして・・・。
生きているといろいろなことが起こります。楽しいことばかりではなく、時にはつらく悲しいことも起こります。でも、決して悪いことばかりではありません。「だいじょうぶ だいじょうぶ」−呪文のように唱えると不思議と「なんとかなるかも」という気持ちに変わってくる魔法の言葉です。
本当は「元気がいちばん」ですが、もし心が疲れてしまったとき「だいじょうぶ だいじょうぶ」と唱えてみてください。すこし心が軽くなるといいのですが・・・・・・。                    
                                   山口 幸子

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